“オリーブの画家”佐竹徳氏に光 瀬戸内市立美術館で生誕120年展/岡山

瀬戸内市の牛窓オリーブ園で制作を続け「オリーブの画家」と呼ばれた佐竹徳氏(1897~1998年)の生誕120年に合わせた特別展が、瀬戸内市立美術館で4月2日まで開かれています。

佐竹氏と交流のあった洋画家の坂手得二氏、実業家の服部恒雄氏にも光を当てて、オリーブ園を描いた作品を軸に佐竹氏の画業を振り返っています。
佐竹氏は、日本を代表する風景画家。東京在住ながら100歳で亡くなるまでの約40年間、服部氏の父である故服部和一郎氏の協力を得て、絵画の制作はオリーブ園で続けていました。坂手氏は1992年牛窓に移住。服部氏は実業家として活動する一方、佐竹氏に師事して絵筆も握り日展入選の経験を持っています。
特別展では、3人が愛したオリーブ園の風景を中心に45点を展示していて、その内佐竹氏の作品は15点。1960年頃に牛窓に移って最初に描いたとされる「牛窓オリーブ園」はオリーブ園から一望できる瀬戸内海の風景をさわやな色彩で表現しています。坂手氏が描いたオリーブ園が題材の「五月」には、スケッチする佐竹氏の姿も画がかれています。服部氏の作品の「石垣のある風景」は、点描で色を乗せていく手法に師匠佐竹氏の影響を感じさせます。服部氏は今回の特別展に出品する作品を選ぶ段階だった昨年12月、92歳で亡くなっていて。美術館は「ご冥福をお祈りする。佐竹氏の画業を振り返るとともに、彼がつむいだ画家たちの縁を感じてほしい」と話しています。

観覧料は一般400円、中学生以下は無料。月曜が休館で。25日には参加者が意見を出し合いながら作品への理解を深める、親子対象の対話型鑑賞会(要予約)も開催されます。

外部リンク

瀬戸内市立美術館
http://www.city.setouchi.lg.jp/museum/
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